緊急事態宣言が発出されましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
いまは呑みに行くこともできず、私はもっぱら家呑みですが、安上がりだし呑んだ後に
すぐに寝れるので家呑みも案外良いな~と思ってる今日この頃です。
さて、緊急事態宣言前に奈良県にある高取城に行ってきました。
高取城は、標高583メートルの高取山山頂に築かれた日本国内では最大規模の山城で、
備中松山城(岡山県)・岩村城(岐阜県)と並び、日本3大山城のひとつに数えられる名城です。
今は石垣などの史跡しか残っていませんが、
古くは南北朝時代、1332年に築城されたのが始まりで、戦国時代に織田信長によって一旦は廃城にされましたが
豊臣秀長の重臣である本多利久により大幅な増改築が行われ、他には類を見ない壮大な山城に生まれかわりました。
その後、徳川幕府による一国一城令の際も重要な山城として破却を免れ、明治維新の版籍奉還により1873年に廃城となるまで
およそ500年以上も続いた歴史ある山城です。
高取城の場所は奈良県中部にあり、近くには明日香村のキトラ古墳や高松塚古墳などの古墳群があり、史跡に溢れた場所にあります。
高取城までは、かなり急な峠を越えなければならず、城として機能していた頃は道が整備されていたとはいえ、登城は大変だったでしょう。
江戸時代に入って高取藩が置かれた頃は、山頂の城内までは登城せずに、麓の城下町に藩主や家臣が住んでいたそうです。
ちなみに、高取藩主、植村氏の屋敷は現在でも残っており、その末裔である高取町長の植村さんがお住まいだそうです。
ようやく高取城内入口に到着
さらに進んでいくと、そそり立った石垣に囲まれた曲がりくねった道があり、敵の侵入を防ぐ城塞として機能していたことをうかがわせます。
登り切ったら、ようやくなんだか広いところに出てきました。
あの石垣が本丸かな?
石垣に近づいてみると、すごい急でそそり立った高い石垣!
史跡といっても、かなり綺麗に石垣が残っていますね。
もう少し進むと、なぜかクマとお城のミニチュアがお出迎え。
いよいよ本丸へ
天守の石垣の上です。当然なにもありません。
天守から見える景色です。
奈良の街が一望できます。
本丸の石垣から見た、登ってきた道と反対側の斜面。
さすがに敵もこんなところ登れないですね。
いかがでしたでしょうか?
お城の好きな方は行ってみてはどうでしょう。
平地のお城も良いですが、山城もいいですよ~
石垣だけで天守は残っていないですが、その分想像力が掻き立てられますね。
ただ、たどり着くまでは大変ですけどね…
ではでは!
GM事業部プロデューサー/MOCO