どうも痙攣連打です。
皆さん「アド」って聞いたことありますか?
広告の方のアドじゃなくて
アドバンテージ(有利な状態)のアドです。
聞きなじみのない方もたくさんいらっしゃるかと思いますが
この言葉は主にカードゲーム業界で多用されています。
ゲーム中のいろんな要素で
相手より有利な状態のことを「アド」
自発的に有利な状態になることを「アドを取る」なんていう風に使います。
その要素は
盤面上で有利を取る「ボードアドバンテージ」
手札の枚数で有利を取る「ハンドアドバンテージ」
ターンの進め方で有利を取る「テンポアドバンテージ」
なんかがあります。
ここら辺は
カードゲーム独自の要素だなと感じますよね。
この「アド」という概念ですが
単に「損した」「得した」という意味で使われることも多く
とても汎用性が高いです。
トレーディングカードゲームは
1パックごとに決められた封入率で
ランダムにカードが入っていますが
それらのカードには当然、強い・弱いがあります。
普通なら、特定のカードをパックから入手しようとすると
パックをたくさん剥かなくてはならいので
その分お金を使わなくてはなりません。
ですが、カード屋さんで古物をバラ買いするという方法もあります。
人気のあるカードは往々にして
1パックよりも高い値段で取引されます。
ものによっては10倍や100倍の価格がつくものもあります。
そのうちに
こういうカードがパックから出ると
「アド!」と思うようになります。
そしてひどいことに
スーパーで半額お惣菜を見つけただけでも
「アド!」と叫びだすことになります。
最近は私もそんな風になっています。
なんだか気持ち悪いですよね。
汎用性がかなり高い言葉でありながら
聞きなじみがないのはこのあたりにあるのかもしれません。
最近カードゲームにハマっている
というお話でした。
GM事業部プロダクショングループ/痙攣連打