2021.11.29

三輪山登拝

どうも、かじけんです。

11月下旬に奈良県桜井市の「大神神社(おおみわじんじゃ)」へ行ってきました。
桜井市を移動していると高さ32.2メートルの大鳥居がドーンと目に飛び込んできます。
この鳥居、和歌山県「熊野本宮大社」の大鳥居に次いで全国2番目の大きさ。
奈良は高い建造物少ないので非常に目立つ存在です。

▲大きさ全国2位の大鳥居

大神神社での目的は「三輪山(みわやま)」登拝。
大神神社は神社奥にある「三輪山」が御神体で、
その御神体に登ってお参りが出来ます。
三輪山は標高467mでそれほど高くないんですが、
登山道ではないのであまり舗装されておらず、傾斜がキツイので登るのは結構しんどい。
大神神社敷地内にある「狭井神社(さいじんじゃ)」で
登拝受付を済ませて登ることが出来ます(受付は9〜12時)。
登りに1時間15分、下り50分で約2時間のコース。
熟練者は1日に2〜3回登る人も居て、熟練者の皆さんは裸足で登る人が多いです。
ちなみに私は毎回、靴履いて登っています。
写真撮影禁止、持ち込んだものを置いてくるのも禁止、大声出して騒いではだめ等、
登山ではなく登拝なので禁止事項がいくつか存在します。
禁止事項のおかげで、ゴミ1つなく、自然の音を聞きながら静かに登拝が出来るので、
毎回しんどいながらも気分がスッキリします。

▲登拝入口

大神神社は三輪山をご神体とするために本殿がなく、
拝殿を通して三輪山を拝む原初の神まつりの姿を留めている全国でも珍しい場所です。
三輪山登拝ですが「呼ばれないと登れない山」と言われています。
天候不良、体調不良、交通トラブル等、登拝を予定していたものの何らかの理由で行けなくなった場合、
山から「呼ばれてない」という事だと。言い換えれば神に「お前は出直してこい」と言われているのだと。
今回は無事に呼ばれたので登拝することが出来ました。

▲拝殿

登拝してみたい、と思った方は是非チャレンジしてみてください。
無事、山に呼ばれますように…。

CT事業部企画課/かじけん