2017.09.27

モンスターマシン

お久しぶりです。SAWAです。

先日、生まれて初めてパソコンを1から組み立てるということに挑戦しました。
元々市販のPCにパーツだけ取り換えるということは良くやっていたのですが、
全てのパーツを1から揃えて組み立てるというは初めてでした。
求めるスペックに応じてパーツを取捨選択し、
いかに安く手に入れるか色んなサイトやショップを見て回るのは実に楽しい経験でした。

そして、揃えたパーツ一式がこれです。

CPUが3.6GHzの8コア、メモリが64GByteと化け物みたいな構成です。

8コアのCPUというのは物理的に8個の処理を同時並列に行えるということなのですが、
IntelのCPUにはハイパースレッディングという機能が付いています。
この機能により、ソフトウェア的には倍の16個のコアが存在するのと同じ扱いになるのですが、
タスクマネージャーで見るとこんな感じになります。

うん。なんかもう、意味が分からないですね。

さて、肝心の使い心地ですが、軽くブラウジングやドキュメントの編集を行った限りでは、
正直それほど快適になったという印象は受けません。
HDDをSSDに置き換えたような劇的な変化があるかと期待していたのですが、少し拍子抜けです。
結局のところ、一般的な事務用途に使う分には、
CPUのコア数が16個に増えたからと言ってその全てを利用できるわけでは無いのでしょう。

このパソコンが火を噴くのはビッグデータの解析や、VR映像の再生など、
並列かつ大量のデータを運用する必要があるときなのです。
元々、機械学習の研究用に組んだパソコンですので、
今後それらの用途でどれだけ性能を発揮してくれるか楽しみです。

GM事業部企画開発部/SAWA