2018.03.20

歌はいいねぇ

僕は歌うことが好きなんですが、
最近、知人に
「ボイストレーニング講師がやるイベントに行かない?
ステージで歌って、ワンポイントアドバイスがもらえるんだ」と誘われました。
その道の人のアドバイスがもらえるなら行ってみたい!と二つ返事で参加を決めて、
やってきましたイベント会場。

こじんまりとしたステージ+客席で、30-40人のお客さんで満席になっています。

この人たちの半分以上が、僕と同じようにステージで歌ってアドバイスもらう人って形です。
トップバッターは70代ぐらいのおじいちゃん。
「よろしくーお願いします。曲はー○○です…」と、少しフガフガ気味な感じ。
ムード歌謡というやつでしょうか。ムーディなメロディが流れてきていざ口を開くと、
同じおじいちゃんとは思えないようなパワフル美声が!
「めめめめっちゃカッコいい!」と圧倒されてしまいました。

二番手以降も、老若男女本当に上手い人ばかり。
「えー?歌のアドバイス欲しい人の集まりじゃないの?みんなセミプロレベルだよ」なんて思ってたら、
司会の方が「えー、いま歌われた方は、全国カラオケ大会の兵庫県代表の方です」と。
いやいや、もうアドバイスどころか完成してる人やん!と驚く間もなく、
「えー、いまの方は京都府代表の方で」「いまの方は和歌山県代表で」…。
なに?この流れで僕が歌うの?ステージに上がって、全国レベル含むたくさんの人前で?
なんだか「騙されたー!」と叫んで会場を飛び出したくなる雰囲気。
いや、誰も騙してなんかないんですけどね。
救いだったのは、僕と同じ感じで来た前述の知人の存在。
二人して「すごいねやばいねがんばろうね」と落ち着かせ合ってました。

で、自分の出番。
もう頭真っ白で、Siriのように機械的に「ロビンソン」を歌いきって、心から重い重い荷が降りました。

あとは気が楽でしたねー。
プロ並みの迫力声で歌われた「特捜戦隊デカレンジャー」にノリノリで合いの手入れたり。
ボイストレーニング講師の方の歌も聴きましたが、各県代表の人以上に上手かったです。
聞けばみなさんお弟子さんだとか。

それにしても、歌で心揺さぶられるって本当にあるんだなぁ。
その後、非常に的確な歌のアドバイスをいただいて帰路についたのでした。

CT事業部企画課/B太