2020.07.15

一本のザイルと命

今年はコロナの影響で趣味である「大阪マラソン」「飛騨高山ウルトラマラソン100㎞」も中止。
最近は街中でストリートピアノを弾いたり(ShaunMartin:YellowJacket)、登山をしている。

実は今年になって長野県の山岳遭難レスキュー隊(救護支援ボランティア)に入隊した。
これまでピークハンターとして3,000m級の山を数々登り、
この経験と知識を少しでも登山者の一助になればと思い、消防局に基づいた実地訓練を受け入隊した。
基本は土祝日と長期休暇内に救助要請が入れば片道360㎞を掛け北アルプスに向う。

普段は訓練を兼ねザックに大量の水を入れ重くし、
救護セット、無線機、テント、ザイル、ギア類を付け自給食等を持参し登る。
また救助の際は山小屋、救助ヘリに無線機でコールサインにて連絡し、
遭難者の発見確保と救護処置、及び救助ヘリのワイヤーに繋げる所まで任務する。
今年も救助要請が少ない事を祈りつつ、訓練を兼ね稜線ルートを縦走する予定です。
登山者の命を守り、二度ない絶景を追い求めて。。

■登頂実績
・富士山,奥穂高岳,槍ヶ岳,立山,剣岳,木曽駒ヶ岳,宝剣岳,別山,六甲全山縦走大会(56㎞)等

■登頂予定 YouTube参考
・アルプス縦走(大キレット):槍ヶ岳→大喰岳→長谷川ピーク→北穂高岳→奥穂高岳
・アルプス縦走(ジャンダルム):西穂高岳→ジャンダルム→馬の背→奥穂高岳
・下ノ回廊(絶景峡谷:25㎞):黒部ダム→阿曽原温泉小屋→欅平

■なぜ山に登るのか…
・登山者の一助となりたい
・雲の上の星空が奇麗
・山小屋のビールと自給食が格別に旨い
・ピークした人にしか得られない絶景と感動がある
・体力、体幹が鍛えられ自然界では人間の感が鋭くなる
・穂高を愛した男(宮田八郎)を尊敬していた
・生きている実感と感動がそこにある

CT事業部営業推進/tom