2023.02.09

web小説ばかりを読む事なかれ

こんにちわ 赤こんです。赤いこんにゃく、略して赤こん。

あまりなじみがない人もいるかと思いますが『赤こんにゃく』は滋賀県近江八幡発祥の食材です。
普通のこんにゃくと赤こんを七味と一緒に甘辛く煮た料理が一般的です。色合いもよくおせち料理に使う場合もあります。
コンニャクにあるまじきふにゃとした触感は何とも面白い食材です。

そんな赤こんにゃく。名前の由来は諸説あるそうですが、織田信長が赤く染めさせたとかなんとか農林水産省の「うちの郷土料理」というページに記載がありました。
実は地元近江八幡発祥の食材だというのは地元を離れるまではついぞ知りませんでした。
そういや地元に『赤こんバス』ってあるなーとは思ってたんですけどなるほどそんな理由で・・・と今になって思い当たる次第です。

そんな与太はさておき。久方ぶりの日記となります。
以前は某オンラインゲームのコラボカフェ大阪店に行ったことを書いた気がします。

今回は最近ずっと読んでいた警察物の小説が完結しましたのでそちらの話でも。

内藤了 著 「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」という作品のシリーズをずっと読んでおりました。
こちら、一件名前をみると男性が主人公のようにも思えますが主人公は女性警察官です。
前作シリーズはドラマ化されており、そちらは恐ろしい猟奇犯罪に立ち向かうお話でしたが、今回のシリーズは東京駅のおもて交番で研修中の女性警官が昭和の「うら交番」へ迷い込み
そこでヒントを経て現代にもどり、『現在』おきている犯罪に立ち向かう、というのが大まかなストーリーとなっております。
過去の事件と現在の事件が徐々につながり始めるストーリーとタイムトラベルというSF要素、なにより実際にこんなこともあるかもしれない、と思わせる事件が描かれており
SF小説、サスペンスホラー小説、警察小説としても読みごたえがある作品でした。

この作品は19年から22年の間で刊行されましたが、現実世界では世界中を新型コロナウィルスが大流行しました。
そんな中、こちらの小説も続巻が販売され、そちらでは作中でもコロナ禍の様子が描かれておりました。
警察小説とはいえ小説内でもしっかりとコロナ禍の様子を盛り込んでいるのに驚いた覚えがあります。

肝心の話の内容もコロナ禍での主人公たちの様子、そしてコロナ禍だからこそ起きたのかもしれない事件も描かれており物語を読む中で現実でそんな事件が起こったのかもしれない、と想起せずにはいられないものでした。

現代日本を舞台とした小説をそれほど購読はしていませんが、、コロナ禍が始まって数年、この状況が一般的になったともいえるのでコロナ禍での日本を舞台にした小説は増えているのかもしれません。
現代といいつつコロナ禍になっていない日本の話を読むより現実味がありそうですしより身近にそういうことがあるのかも、と思えるかもですね。
自分が書店で購入する小説は料理を作るお話を取り扱うものばかりなのですが、そちらでも時勢をネタにするお話は多いですし最近出版されたものの中にはコロナ禍を描いている作品もあるかもしれませんね。

ここ最近は上記シリーズを除くと、スマホ片手に手軽に読める「なろう系」ばかりを読んでいますが、書店で気になる小説があればジャンル問わず「今」出版された書籍を読んでみるのも新しい発見があるかもしれません。
春が訪れるまでまだしばらく寒さに耐える日々となりそうですが、休日に温かい飲み物を脇において普段は読まないジャンルの小説を読んでみようと思います。

GM事業部ディビジョン2/赤こん